小説 STAY(STAY DOLD) New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第七章22 稽古場の後ろにある雅楽寮の倉では朝早くから男たちが出入りしていた。荷物を入れた箱を担いだ男はそのまま翔丘殿に向かって出発した。 いつも通りの時間に目覚めた朱鷺世は、仲間が忙しくしているその様子を突っ立て見つめていた。 今夜の催しの主役である... 2025.04.06 小説 STAY(STAY DOLD)