小説 STAY(STAY DOLD) New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第四章13 「桂様、ようこそ」 淡路が頭を垂れて挨拶をした。 それを合図に稽古場にいた二十名ほどの楽団員が一斉に頭を垂れた。 実津瀬も一番端に並んで同じようにした。 淡路を先頭に、扉の前に三重に重なって立った楽団員たちが体を折った姿に桂は目を瞠... 2024.01.13 小説 STAY(STAY DOLD)