小説 STAY(STAY DOLD) New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第四章12 朱鷺世は搗き米を前ほど欲しがりはしなくなった。これまで露の握り拳ほどの搗き米の塊が一つでは足りないと言うので、二つ用意していたのに、今は一つで十分だというし、腹は空いていないと言う時もある。その時は二人で搗き米を一口ずつ交互に食べた。 腹が... 2024.01.06 小説 STAY(STAY DOLD)