小説 STAY(STAY DOLD) New Romantics 第ニ部STAY(STAY GOLD) 第四章6 石の床の続く先には、椅子が三脚置かれていて、左端の椅子の後ろには雅樂寮の頭である麻奈見が立っていた。 「麻奈見殿!」 実津瀬は声を上げた。 稽古場には行くが、それほど熱心に舞うわけではないため、最近は麻奈見を避けている。会うのは久しぶり... 2023.11.25 小説 STAY(STAY DOLD)