小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night127 最終回 冬と言ってもまだ雪は降らないだろうと言い合っていたのに、その朝は一段と寒くなって雪が降った。 朝、侍女達は部屋の中から蔀を押し出すのに、手を置いた時にその冷たさで外の様子を察することができた。一度手を離して、口元に手の平を広げて、自分の息を... 2020.11.13 小説 Waiting All Night