小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night123 翌日、礼は天高く陽が登った頃に、目を覚ました。礼は何刻だろうと、身を起こすと、庇の間の衝立から縫がひょっこりと顔を出した。澪も縫も、礼が自然に目を覚ますの待っていた。「お目覚めですか?」 そう言って、礼に近づいてきた。「ご気分は?」「悪くな... 2020.11.07 小説 Waiting All Night