2020-11-05

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小説 Waiting All Night

Infinity 第三部 Waiting All Night122

両手を赤く染めて戻ってきた礼に、付き添いの者が待機する部屋から出て来た澪は血相を変えて駆け寄ってきた。 「礼様!どうなさったのです!どこを怪我されたの?手の平?それとも、腹ですか?どうしてこんなことに!」  礼の顔は真っ青だが、飛んだ血が頬...
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