小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night98 夜明け前、邸に女を一人置いて、春日王子たちは出発した。 春日王子は出発前に朔の顔色があまりにも悪いので、心配している。背中にすがる体はあまりにも軽い。朔に何を聞いても、旅は初めてだからと言って、その後は迷惑をかけてすまないと謝るばかりだった... 2020.09.19 小説 Waiting All Night