小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night74 「なんだ!」 春日王子はそう言って跳ね起きた。 体を起こしたが、誰もいない。急いで周りを見回してもやはり誰もいなかった。 誰かに呼ばれた気がしたが、それは自分の夢を現実と取り違いしたようだ。 「……ははっ……」 春日王子は落ちそうな... 2020.08.05 小説 Waiting All Night