2020-07-27

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小説 Waiting All Night

Infinity 第三部 Waiting All Night69

日良居は案内された部屋で寛いでいたが、心は穏やかではなかった。腰に巻いた、正真正銘の渡すべき物を渡したその達成感はあったが、そのままこの邸に滞在していいものかと迷いがあった。それは、哀羅王子の邸にいる長年連れ添った妻が具合を悪そうにしていた...
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