小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night66 「王子、行って参ります」 小柄な老爺の日良居は哀羅王子の部屋で言った。 「ああ。苦労をかける」 哀羅王子は言った。昨日の実言の使者との打ち合わせで、哀羅王子と実言の五条の邸の間にある、大田輪王の邸に行き、そこに待機する実言の従者に警護さ... 2020.07.24 小説 Waiting All Night