2020-07-04

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小説 Waiting All Night

Infinity 第三部 Waiting All Night59

それから朔は言われた通りすぐに寝所に入った。月は雲に覆われていて明かりのない夜である。真っ暗なのが嫌いな朔は高灯台に多めに油を入れるように命じていた。体を横にすると力が抜けて行って、自分がとても疲れていたことが分かった。静かに瞼を閉じた。 ...
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