2020-07-02

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小説 Waiting All Night

Infinity 第三部 Waiting All Night57

荒益は母と息子の伊緒理が住んでいる椎葉家の別宅に着くと、侍女が飛んできた。その顔を見て、伊緒理だな、と思った。 「どうした?そんなに悪いの?」  荒益は、答えによっては飛び出していくつもりだ。 「いいえ。今は、落ち着かれています。熱も下がり...
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