2020-06-15

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小説 Waiting All Night

Infinity 第三部 Waiting All Night48

怖いほどの静寂だ。自分の耳が聴こえなくなってしまったかと、思うほどに。 「……どうした?」  その声に、耳が聴こえなくなったわけではないことを確認した。  朔は自分が息を止めて身じろぎもせず、じっとしていたのだと知った。隣に横になっていた方...
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