小説 Waiting All Night Infinity 第三部 Waiting All Night41 哀羅王子は、老爺に案内させて敷地内にある倉の前にいた。 哀羅王子や邸の少ない使用人たちの生活は苦しく、昨日から哀羅王子に出す食事も粟と芋を一緒に煮た粥だけになった。着る物だけは、宮廷に赴くために上等なものを春日王子からもらっていたが、邸の... 2020.05.29 小説 Waiting All Night