小説 wildflower Infinity 第二部 wildflower61 自分が何をしたのかよくわかっているから、夜は明けて欲しくなかった。 陽が高くなっているのに、耳丸は夢の中に寝転がっていようとした。しかし、いつまでもこうして寝ているわけにはいかない。思い切って目を開けると、自分の前に背を向けて寝ていた礼の姿... 2020.02.05 小説 wildflower