小説 wildflower Infinity 第二部 wildflower46 未刻を過ぎた頃、横木が外されて扉が開いた。今まで耳丸と話をしてきた男を先頭にその後ろに数人の男が現れた。 「顔を洗わせてやる」 そう言うと、耳丸と礼を立たせて小屋から連れ出した。危害を加えられる気はしないが、どこに連れていかれるのかわから... 2020.01.05 小説 wildflower