2019-12-22

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小説 wildflower

Infinity 第二部 wildflower39

「……助かったな」  はあ、と大きなため息とともに耳丸が言って、やれやれと持っていた剣を置いた。礼は座り込んでいたが、立ち上がると耳丸のそばに来て座った。 「怪我はない?噛み付かれたところはどうなっているの?」 「あれは、持っていた袋に噛み...
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