2019-10-14

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小説 wildflower

Infinity 第二部 wildflower7

相変わらず、耳丸の視線は厳しい。礼は耳丸に好かれたいとは思わないが、苦々しげな視線をむけるのはやめてもらいたい。  実言は耳丸の様子に気づいて、礼に尋ねてきた。 「礼、耳丸とはどうだい?」  実言に続いて礼も、もう寝ようと寝台の上に上がった...
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